ほぼポテ専用となったビーズクッションの汚れが目に余る。ポテの可愛さで中和されることを信じ、恥を忍んで写真を載せてみる。
割とひどい。人間はもはや腰掛けるのが躊躇われる。ポテは鼻水が出がちなのでそれで汚れるのかとも思うのだが、正確には何の汚れなのか分からず、その得体の知れなさが余計に不気味である。
そもそも全体がくたびれてきた。2,3年前から人間の、1年前からは人間+猫の尻を支えてきた歴史の重みを感じる。色々調べてみると、へたってきたビーズクッションはひと回り小さいカバーに入れることで復活するらしい。なるほど。いずれにせよ汚れたカバーは買い替えるつもりだったし、これは良いアイディアだと思った。このビーズクッションはニトリのMサイズのものである。ということでSサイズ用のカバーをさっそく購入した。
増えた。
経緯を説明すると、買ってきたSサイズのカバー(グレー)は小さすぎてクッションが入らなかったのである。そこでニトリのMサイズとSサイズの間ぐらいの別ブランドのカバー(ピンク)をネットで探して買い直し、それに既存のクッションを入れた。そうするとグレーのカバーが行き場をなくしたので、結局、Sサイズのクッション本体も買ってしまった。計画ではカバーの買い替えだけで済むはずだったのにおかしい。まぁポテが使わない方を人間が使えばいいか。
10月に入って窓際に陽だまりができるようになった。ポテはピンク色に生まれ変わったクッションをたいそう気に入って、日中はずっとここで太陽光を吸収している。人間はその隣で小さめのクッションに腰かけ、ホカホカになったポテの体を撫でたり吸ったりする。いい買い物をした。