クリスマスイブである。
ということで今年もクリスマスの晩餐会を開いた。夜に食べ過ぎるとお腹がしんどいので、昼過ぎに開始してのんびり食べ進める計画。メニューは少し前から話し合っていて、ふるさと納税で入手したホタテとエゾ鹿を使うことは決定済み。前日夜に仕込みも済ませてある。さあ食べよう！
まずはお楽しみのひと皿。マスカルポーネチーズに小さく切った柿とナッツを混ぜて丸めたもの。ちなみに私が1人で調理したのはこの1品のみ。切って混ぜただけなので調理らしい調理もしていないか。
前菜1品目は紋別のホタテとピンクグレープフルーツのサラダ仕立て。エシャロットのドレッシングがかかっている。アイスプラントがサクサクで美味しかった。
前菜2品目より先にスープが出た。これはカリフラワーのポタージュ。真っ白でクリスマスにぴったりである。
テーブルの下でポテが物欲しそうにしていたので、ここで小休止してカリカリにお気に入りの缶詰をトッピング。前回の動物病院の検査で腎臓の数値が悪くなっていることを指摘され、ごはんを腎臓ケアのものに切り替えた。これで何とか現状維持できると良いのだが。
よく食べるポテを褒めている間に油が温まったので、前菜2品目の百合根のビールフリットを揚げていく。衣にビール（使ったのはホワイトベルグ）を入れるとサックリ軽く仕上がる。上にはすりおろした柚子の皮をちょっぴり。横に添えた生ハムは前日に急いで買ってきたもので、帰って見てみたらパッケージにトリュフ塩と書いてあった。トリュフのにおいがそこまで好きでないので普段なら買わなかったと思う。が、パーティーっぽさが出たので良かったかも。
晩餐会開始から2時間が経過し、お腹は膨れ酔いも回ってきた。いよいよ本日のメインであるエゾ鹿の腿肉を焼く。
完全に酔っていてピントの合った写真がなかった。酔っ払いに一眼レフは難しい。鹿肉は柔らかくて野性味があってとても美味しかった。来年のふるさと納税も鹿にしようかな。猪か馬も良いな。
ひと足お先に食事を終えたポテは窓際で西日を浴びながら食卓を監視している。
晩餐会開始から3時間。かなり陽も傾いてきた。使い終えた食器の洗い物を済ませて珈琲を淹れ、ケーキを食べておしまい。食後は辛抱強く待っていたかわいい黒猫を湯たんぽにしてくつろぐ。今年も最高のクリスマスだった。
